節約も難しく、収入の大幅アップも望めない多重債務主婦です。
任意整理の方が手続きも簡単で縛りがないと、ネットで調べたり、いろんなところに相談した感じでは、任意整理が出来ればまだいいのです。
けれども、専業主婦なのに、借金が300万を超えている私は本当ならば自己破産が一番適しているらしいのです。
自己破産したときに私が思うデメリット
私の場合、任意整理と自己破産を比較して、自己破産を選んだ場合のデメリットがいくつかあります。
★その1
一時的とはいってもある一定の資格を所有している場合、それを使った仕事に就くことが出来ない、または、就けない職種があるということです。
ただでさえ、仕事探しに苦労しているのに、自己破産を選んだ結果、更に職業選択の自由が奪われることは避けたいのです。
★その2
手続きが面倒であること。
自己破産をするには、たくさんの書類を集めなくてはいけません。
専業主婦で旦那さんが務めている人ならば源泉徴収票を入手する口実に悩むでしょう。
我が家の場合、自営業なので適当な理由を付ければ課税証明(住民税決定通知書)を入手することは難しくありません。
けれども弁護士さんによっては、自営業の場合、会社の財務状況が必要になるかもという人もいたのです。
上場企業だったらネットに財務状況は掲載されていますが、企業という形は取っていても、実質的には個人事業主に限りなく近い夫の会社です。
一応企業ではありますが、どうやったら夫にばれずにそのあたりの書類を入手できるのか、わかりません。
正直、これはハードルが高いのではないかと思います。
★3つめ
官報に名前が出ること。
実は私、借金とか関係なくある国家試験に合格したときに、官報に名前が掲載されたことがあります。
当時も自己破産したら名前が載ることだけは記憶にあったのですが、もう20年も前の話です。
自己破産したら、どんな風に官報に載るのか気になったので、インターネット官報をチェックしてみました。
ネットが普及していない時代、紙の官報が購入できる場所が限定されていました。
でも今はネットが普及している時代です。
ネットで官報を読むことが出来ます。
自己破産したらどんな風に掲載されるのか気になってインターネット官報を読みました
実際にサイトにアクセスして読んでみましたが、最後の方に延々と記載があるだけで、興味の無い人は読む気が失せる感じです。
以前に借金の事で相談した弁護士さんも官報は読んでいないと話していました。
そういう点では、よっぽどのことがないと官報からは自己破産したことはわからないんだなと思いました。
主婦の自己破産に対する勘違い
けれども、私が勘違いしていたことがあります。
勘違いというか思い込みなのですが、官報には旧姓も掲載されていたんです。
だから、自己破産して離婚したら別人として個人情報もみなされるのだというのは、間違いだったということです。
離婚したら別人で、ブラックリストに載っていないホワイトな私というわけではないのです。
男性だったら自己破産して離婚して、再婚したときに、相手の名字を名乗ればOKかもしれませんが。
自己破産も考えるのですが、裁判所に認められるまでの道のりも大変だし、その先も甘くないと痛感しました。